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―不還―
第1章 逃走
「兵長、キスしていいですか…?」
エレンがそう言うと、リヴァイはエレンの後頭部を引き寄せ深く口付けた。
舌が絡み合い、唾液も混じりあい溶け合う。
角度を変えたりして、お互い貪る様にずっと口付ける…。
「…はぁ…、兵長とキスすると何でこんな気持ちいいんだろ…」
エレンは両手でギュッと強く、その小柄な身体を抱きしめた。
リヴァイもそれに答え、背中にまわした手に力を入れる。
「そろそろ場所を移動しよう、追っ手を少しでも引き離したい」
「そうですね、行きましょう」
小屋から出ると二人肩を並べて歩み始めた。
逃走時の馬は使い物にならなくなり途中で置いてきた。
最低限の荷物と、保存食などで食いつないで来た。
後は自分たちの足とガスが残り少ない立体起動装置だけが頼りだった。
今頃、各兵団が総動員で二人を探しているだろう…。
エレンがそう言うと、リヴァイはエレンの後頭部を引き寄せ深く口付けた。
舌が絡み合い、唾液も混じりあい溶け合う。
角度を変えたりして、お互い貪る様にずっと口付ける…。
「…はぁ…、兵長とキスすると何でこんな気持ちいいんだろ…」
エレンは両手でギュッと強く、その小柄な身体を抱きしめた。
リヴァイもそれに答え、背中にまわした手に力を入れる。
「そろそろ場所を移動しよう、追っ手を少しでも引き離したい」
「そうですね、行きましょう」
小屋から出ると二人肩を並べて歩み始めた。
逃走時の馬は使い物にならなくなり途中で置いてきた。
最低限の荷物と、保存食などで食いつないで来た。
後は自分たちの足とガスが残り少ない立体起動装置だけが頼りだった。
今頃、各兵団が総動員で二人を探しているだろう…。