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マスター・ナオキの怪店日記
第8章 いよいよ始まった、ご来店・・

「バーテン歴45年。雇われバーテンの頃にはカクテルの大会で準優勝したこともあった。
自分の店を持って30年。大通りのむこう側から通りを一本入ったところにある古いビルの1階に店を開いたんだ。小さい店だけど常連さんも大勢いてね。だけど5年前、突然死んじまったんだ。急性心不全ってやつでね。
店の後始末をしてくれたビルのオーナーはとても悲しんでくれていた。そんな悲しみと戸惑いの中でなにからなにまでやってくれた。私は独り身なもんで、相続やら手続きやらには苦労したようだったよ。
それよりも店の事がとにかく気がかりだった。突然店主を失って、店もそうだし、何より常連さんたちの事が気になって気になって。
でも私の店の後もバーだと知って、嬉しかったし、ほっとしたよ。
だけど店が出来上がるまでは不安だったなあ。全然違う雰囲気だったら嫌だなとか心配したけど、ほとんど変わらぬ内装で、さらには若くていいオトコのオーナーマスターで。ああ、ちょうどキミくらいの年頃かな、人柄も良くて安心した・・」



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