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梨果の父サイドストーリー
第21章 愛娘の魔性
梨果と中華料理店を後にし歩く。

「大西さん可哀想だったなー」

「だけどさすがに飲食店の店内で射精はまずいよ。」

「だよね。だから陳さんにだって射精までさせる気なかったんだよ。」

「え、なのにどうして?」

「陳さんの下心とおじさんのイタズラ。」

「ああ、勃起した時点で負けってルールだったのに乳房より更に梨果の秘密を知りたくなった陳さんの欲と梨果を辱めたい一条院さんの欲が一致したって訳ね。」

「そういうこと。だから陳さんがイっちゃったってオチ。私のせいじゃないんだからね。」

「はぁ……なるほどね。」

陳さんも大層なこと言っておいて完全に中学生の子どもを騙してるじゃないか。それに一条院氏……このまま娘をあの男と一緒に暮らさせていいのだろうか。

本当に梨果は男を狂わせる。

「おじさんどこ行っちゃったんだろ。」

「……」

このまま彼の元へ娘を行かせたくなかった。私が買い与えた中学の制服に身を包んだ娘の姿に欲情してしまう。つい先ほど他人に裸体をさらしていたとは思えない清楚なその姿。ほんのり盛り上げた胸部とスカートの生地が沿った丸く小さな尻を撫で回してみたい。

「梨果。」

「なぁにお父さん。」

「射精したい。」

「いつもの公園でいい?」

「ああ構わないよ。」

「わかった。」

恐らく一番狂っているのは私自身だろう。
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