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梨果の父サイドストーリー
第24章 愛娘型オナホお渡し会

「でさー富山さんさー」
「なんだい梨果ちゃん。」
「なぜ私たち“特急かいじ”に乗ってるの?」
「そりゃ梨果型オナホお渡し会の会場に向かうためさ。」
「それは聞いたから。私が聞きたいのはなんでわざわざ遠征するのかってこと。」
梨果と梨果型オナホ出資者たちは皆一泊分の荷物を持って特急かいじに揺られていた。
「まあ梨果いいじゃないか。好きな温泉にも入れるし。」
お目付役として同行する一条院巴氏が隣に座る梨果をたしなめる。
「それならいいけど……てかよくこの全員スケジュール合わせたもんだよねー」
商店を営む者が多いのに中学生の梨果に参加者10人もがスケジュールを合わせた。
「そりゃみんな是非もないだろー」
倉持さんは遠足に向かう子どものように嬉しそうだ。
〈間もなく石和温泉、石和温泉駅です。お降りのお客様はー……〉
「おっ、もうすぐ着くぞ。」
下車の準備をする各々。
「あっ……すみません。」
「い、いえ……」
一条院さんが私の荷物を下ろして渡してくれた。
「……」
「……」
(き、気まずい……)
だがこれはお互い様だろう。
(はぁ……でも今日明日のところは割り切っていこう)
皆が楽しみにしている所に水を差すのも無粋だろう。
「なんだい梨果ちゃん。」
「なぜ私たち“特急かいじ”に乗ってるの?」
「そりゃ梨果型オナホお渡し会の会場に向かうためさ。」
「それは聞いたから。私が聞きたいのはなんでわざわざ遠征するのかってこと。」
梨果と梨果型オナホ出資者たちは皆一泊分の荷物を持って特急かいじに揺られていた。
「まあ梨果いいじゃないか。好きな温泉にも入れるし。」
お目付役として同行する一条院巴氏が隣に座る梨果をたしなめる。
「それならいいけど……てかよくこの全員スケジュール合わせたもんだよねー」
商店を営む者が多いのに中学生の梨果に参加者10人もがスケジュールを合わせた。
「そりゃみんな是非もないだろー」
倉持さんは遠足に向かう子どものように嬉しそうだ。
〈間もなく石和温泉、石和温泉駅です。お降りのお客様はー……〉
「おっ、もうすぐ着くぞ。」
下車の準備をする各々。
「あっ……すみません。」
「い、いえ……」
一条院さんが私の荷物を下ろして渡してくれた。
「……」
「……」
(き、気まずい……)
だがこれはお互い様だろう。
(はぁ……でも今日明日のところは割り切っていこう)
皆が楽しみにしている所に水を差すのも無粋だろう。

