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第33章 愛娘の恥部解説

「ち、陳さん……」

「俺だってそうだったからわかるんだよ。」

「いやいや僕たちは店長と違って梨果ちゃんのファンなので舐めるなんて有り得ないですよ……」

「いや、大西くんは置いといて年増のあんたらは全員舐めてたね。」

「ええっ？！なぜそう思うんですか？」

声を大きくして稲葉さんが陳さんに詰める。

「その解答がさっきのあんたらの醜態だよ。知らなかった？！予測できなかった？！そーじゃねぇ。どうせ中ボーの近所のガキだろって心の奥底で舐めて掛かってたんだよ。」

「……」

「でも剥いてみたらそうじゃなかった……結果ノーガードで一発KOさ。」

「……」

「だよな？旦那。」

「……ええ。」

「旦那、説明してやってくれよ。」

「ど、どういう事ですか？一条院さん……」

皆が一条院さんの言葉を待つ。

「むしろ……」

「……むしろ？」

「ガキだからです。」

「え？」

「言い換えましょう……“少女”だからです。」

「少女……」

そして改めて男たちは全裸のまま無邪気に携帯電話を眺めている梨果に注目する。

(おお……)

その途端、すっかり萎えた陰茎を瞬く間に勃起させていた。

「ほらね？」

「……」

「……」

「皆さん。」

「な、なんだい？一条院さん。」

一条院さんの発言に再び耳を傾ける。

「次の企画に移る前に皆さんに改めて梨果さんの説明をしてはいかがかと。」

「え？私の説明！？」

会話の輪からしばらく外していた梨果だったが自分の名前を耳にし反応する。

「一条院さんが説明してくれるの？」

「私でもいいのですが……適任は……」

私と目を合わせる一条院さん。

「え？」

「小山田先生、お願いできますか？」

「わ、私がですか？！」

「ええ、その理由を申し上げます。」

「は、はあ‥…」

「かつて先生が誰よりも娘さんを舐めていたからです。」

「あっ……」

おおおおおお……

パチパチパチパチパチパチ！！

感嘆の声と拍手が上がる。