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<インランランドで淫乱体験>「私んちは淫乱家族」―続編の2
第12章 販売コーナー(ダビデのマラ)

得意げに説明する若い店員さんに、86歳の禿げ頭は、かぶりを振って反論します。
「無理じゃ、無理じゃよ。挿入しますとか簡単に言うけど、萎えたチンポがそんな小さな穴に入る訳がなかろうが。女のあんたには分からんじゃろう……」
見物客の男性たちは、「そうだ、そうだ」と言って、86歳の老人に同情の眼差しを向け、店員さんを睨みつけているのです。
そんなことでひるむ店員さんではありません。商品の対策は万全なのです。
「ご安心ください、完熟少年のお父さま。こちらのスイッチを押しますと、ほら、モーターによってどんどんと膣内は拡大し、挿入口はアサガオの花弁みたいに広がるのです、ほらほら……」
86歳は目を剥いて、拡張した挿入口を凝視しながら、店員さんの説明に聞き入ります。
「萎えたペニスを挿入しましたら、ピタリと密着して薬剤がにじみ出て、たちまちにして勃起するのですわ。えっ? 信じられないですって? それでは証明いたしますわ。さあ、お父さま、ベッドに上がってお試しくださいな。私が股に挟んでお受けしますから……さあさあ、ご遠慮なく、実感してくださいませ」

