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<インランランドで淫乱体験>「私んちは淫乱家族」―続編の2
第13章 タトゥーのシール

店員さんは真剣な表情で対応します。

「当社の商品に冗談とか、まやかしなどございませんわ。ベッドの上でキッスを交わし、情熱的な愛撫と抱擁で身体がほてり燃え上がると、白肌のオッパイには深紅のバラが花開き、太ももの内側には、とぐろを巻いた大蛇が膣口から這い出してくるのですわ。濃厚な愛撫で熱を帯びた柔肌が、透明シールの刺青をあぶり出すのですよ」

「おお、昔のヤクザ映画で観たことがあるぞ。男に抱かれて悶える女の背中に、緋牡丹の刺青が浮かび上がる。だけどなあ、そんなまやかしは映画の世界だからできるんだ。しかもシールなんかで、うまくいく訳がないだろう」


店員さんは自信ありげに微笑んで、手のひらサイズのタトゥーシールを数枚持ち上げて見せました。
ところが、シールは透明だから、絵柄は見えないのです。

「皆さま、お見せ致しましょう、当社が開発しました透明タトゥーシールの、高度な技術と高精細なできばえを。どのようにあぶり出されるのかを目の前でご覧になれば、きっと感動されて、勃起したペニスが天井に向けて突き上げられることでしょう」

「おお、おお、見せてもらおうじゃないか。マジで緋牡丹の刺青があぶり出されたら、隣の未亡人に試してみたいから、10セットほど買ってやろうじゃないか」


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