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<インランランドで淫乱体験>「私んちは淫乱家族」―続編の2
第14章 あぶり出し

頑健そうなイケメンは、おずおずと前に出て店員さんからシールを受け取ると、ランジェリーの裾をめくって脱がそうとする。

「ああん、お客さま、その前に、この媚薬ドリンクを飲んで頂きますわよ」

店員さんがドリンクの蓋を開けると、見物客からヤジが飛ぶ。

「なんだそれは? 媚薬とか言ったって、ただの栄養ドリンクじゃないのか? そんなもので、男をその気にできるのか?」

そんなヤジを待ち受けていたかのように、店員さんの口調は弾みます。

「皆さま、これは、中国4,000年の秘薬です。不老不死の仙人が住むといわれる蓬莱山にて発見された野草を、当社の最新の技術で煎じて作られた即効の媚薬でございます。紺色のラベルが男性用で、紅色のラベルが女性用ですわ」

「マジで言ってるのか?」

「はいはい、あちらの官能ローション&媚薬コーナーでお買い求めいただけますわ。一度お試しいただければ、マジだということが、お分かりいただけますわ」

媚薬も販売コーナーで扱っている商品なのです。
店員さんは抜け目なく、タトゥーコーナーでも売り込んでいるのです。

販促マニュアルによる店員さんへの教育は、徹底して抜かりがないようです。


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