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<インランランドで淫乱体験>「私んちは淫乱家族」―続編の2
第21章 ミノカサゴ姫

海賊船長は、ミノカサゴ姫に立ち向かうべく身構えた。
格闘の術は心得ている。海賊の面目にかけても負けるわけにはいかない。
相手は熟年美女の人魚姫だ。
強姦して射精までできるなんて、有り難い話ではないか。
命をかけて熟女と格闘なんて、想像しただけでチンポが疼く。たとえ殺してでも、思う存分に強姦してやる。
しかし、ヒレの先には毒針があると白髪のカブトガニは言っていたから、うかつには近寄れない。
部屋の壁を見渡すと、短剣や斧や槍などの様々な武器が掛けられている。
船長は壁際にすり寄って斧を手に持った。
ミノカサゴ姫は胸ビレを扇のように大きく広げ、船長をジワジワと部屋の隅に追い詰める。
実物の女性の声が、ミノカサゴ姫の口から発せられる。
「ここから生きて出られた男は一人もいない。諦めて往生するが良かろう。だが、命知らずの勇気に免じて、死に際に快楽の夢を見させてあげよう」
「ふふん、死に際なんて、ふざけんじゃねえぞ。海賊の船長を、なめんじゃねえぞ」

