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<インランランドで淫乱体験>「私んちは淫乱家族」―続編の2
第21章 ミノカサゴ姫

追い詰められながらも船長は、斧を振りかざして、人魚姫の懐に飛び込める隙をうかがって構える。

人魚姫は威嚇するように、胸ビレを大きく広げる。身体をグルリと旋回すると、部屋中の海水が渦巻いた。

胸ビレの毒針を警戒していた船長なのだが、人魚姫が旋回したはずみに背ビレのトゲが一閃して、たちまち船長の衣服はズタズタに切り裂かれてしまった。


胸元に一筋の血が滲んだが、毒に冒されてはいないようだ。
ヒヤリとした刹那に恐怖が走り、股間のチンポはズボンの中で縮み上がった。

「イキがるでないぞ、船長とやら。私の胸ビレの毒は淫毒ゆえに、ウミガメの幼女とまぐわうような、快楽の夢を見させてあげましょう」

「そんな夢なんか見なくても、今ここで、お前を裸にして強姦してやるぜ」

「愚か者が……私を裸にするなどと、できるものならば、やってみるがよい」


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