この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
<インランランドで淫乱体験>「私んちは淫乱家族」―続編の2
第21章 ミノカサゴ姫

船長が胸ビレをつかんでグイグイ剥ぎ取ると、ミノカサゴの振袖の皮が脱がされて白身の胸元があらわになった。

「あっ、やめて! ああ、なんてこと……うう、おのれ、よくも……私の素肌を見たからには、もはや生きては帰れぬぞ!」

「やかましい! 背ビレの皮も剥ぎ取って、素っ裸にして犯してやるぞ」

「おろか者めが! 背ビレのトゲは猛毒ゆえに、卑猥な夢の淫毒などではない。もがき苦しんで死ぬがよい」


胸ビレを剥がされて怒り狂ったミノカサゴの人魚姫は、バック転から空中回転にひねりを加え、大仰に背ビレを回転させながら詰め寄って来る。

船長はジワジワと壁に押し付けられて左右を見渡すが、手の届くところに武器は無い。
背ビレのトゲは眼前に迫る。

もはやこれまで、一か八かの勝負をかけるしかない。
手に持っている短剣に運命を託すしかない。

短剣の扱いならば自信がある。
人食いザメに襲われた時、格闘のすえ短剣の切っ先を一閃させて、腹を切り裂いて刺身にしてやった。

短剣を上段に構えながら、背ビレを回転させる人魚姫の隙を狙うのだ。


/360ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ