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<インランランドで淫乱体験>「私んちは淫乱家族」―続編の2
第23章 竜宮城

「ここでの一時は、人界100年の時の流れに値する。地上に戻ればたちまちの禿げ頭でインポの老いぼれとなるであろう。海賊稼業のお前たちには、老齢年金も失業手当も貰えはせぬぞ。しばしとは、永遠の時の流れ……、享楽とは、己が目の前での嬌艶の宴を見るがよろしかろう」

言われて周りを見回すと、壁際で控えていた真鯛やヒラメの舞妓たちは、マグロやロブスターの官人たちに抱きすくめられて、ご乱交の喘ぎ声をあげているのです。

呆然として視線を戻すと、乙姫様は着ていた羽衣をパサリと脱ぎ捨て、幻妖な瞳で船長を招き寄せます。


羽衣が脱ぎ捨てられて、乙姫様が身に着けているのは、寒天のごとく透き通った薄衣だけです。
衣に透ける乙姫様の素肌をまじまじと見定めた船長は、畏怖畏敬の驚きに瞳を見開いたのです。

乙姫様の胸もお尻も手も足も、顔面以外の皮膚は全て黄金の鱗(うろこ)に覆われているのです。

薄衣に透ける肢体は妖艶なのですが、黄金に輝く鱗の素肌に目を射られて、勃起しかけた船長のチンポはたちまち縮み上がってしまったのです。


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