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<インランランドで淫乱体験>「私んちは淫乱家族」―続編の2
第23章 竜宮城

やがてズズズンズンと気分が高揚し、マカの媚薬とマムシ酒を合わせて飲んだかのように性欲が高まる。
3杯目を飲み干しただけなのに、委縮していたチンポがパンパンに勃起して硬くなっている。

不気味に思えた黄金の鱗の人魚肌が、淫乱な魔女の鎧(よろい)に見えてくる。
鎧ならば剥ぎ取って、素肌を接して味わってみたいとチンポがささやく。


欲情をつのらせながら船長は考える。

天蓋のベッドに横たわって現れた乙姫様は、着ていた羽衣をみずから脱ぎ捨てたではないか。
薄衣になって肌を透かして……、
どう考えたって乙姫様は、のっけからヤル気満々ではないか。

そう考えると船長は卑猥な目つきになって、しなやかに寝そべる乙姫様を凝視して狂い始める。


船長の眼光が邪淫を帯びて血走る。
それを見定めた乙姫様は、真鯛の人魚姫に命じて酒膳を下げさせる。

そして、海綿ベッドの上に船長をおびき寄せるのです。
乙姫様の金色の瞳は、太陽が虹を放つような蠱惑色です。


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