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<インランランドで淫乱体験>「私んちは淫乱家族」―続編の2
第35章 メグとお兄ちゃん

お兄ちゃんは座卓越しに、私の太ももを凝視している。
私の太ももは、プリプリの芋虫みたいにプッチンプリンだからね。
お兄ちゃんの視線が、トゲのようにピリピリと素肌に突き刺さる。
だから私は、座卓の前に立ち上がってスカートをめくって、太ももに食い込むマスカットグリーンのパンティを見せつけてやりました。そして、スカートを脱ぎ捨てた。
私も媚薬が効き始めたのか、淫靡な指令が脳味噌から下されるから……、
そろそろお兄ちゃんを、誘惑してあげよう……
「ねえ、お兄ちゃん……」
「なんだよ」
「私の身体がさあ、オッパイと太ももがさあ、お兄ちゃんが大好きなアイドル歌手の、タンポポちゃんだったらどうする?」
「なんだって?」
お兄ちゃんの懐疑的な視線をサラリと受け流して、私は居間の布団に駆け寄ります。
キャミソールを脱いで仰向けに寝て、お兄ちゃんの攻撃を待ち受けます。
だけどその時、私はね、一枚の絵布を手に持っていたのですよ。
男性向けの販売コーナーで買ってきた、オナニー用のヌードタペストリーです。
それは、お兄ちゃんが憧れのアイドル歌手の、タンポポちゃんの等身大ヌードの絵布なのです。
絵布を広げて私の裸体に貼りつければ、私はもう、アイドル歌手のタンポポちゃんのヌード姿に変身ですよ。

