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<インランランドで淫乱体験>「私んちは淫乱家族」―続編の2
第6章 ゼミの准教授
准教授が唇を奪うと、何と、女性は待っていたかのように受け入れて、強烈なキッスを返すのですよ。ブチュブチュ、ブチュッと、ディープキッスで返すのですよ。
いったいこの二人は、どういう関係なのでしょうか?
お父さんが女学生に問いかけます。
「あの女性と准教授は知り合いなのかい? 君と同じゼミの生徒さんかい?」
「違いますよ。どう見たって女性は三十路でしょう。先生は研究のために痴漢を仕掛けているんです」
「ほう、仲良くじゃれ合っているように思えるのだが……」
「先生は女性の太ももとペニスの相関関係について研究し、ふくよかさによってもたらされる快感の度合いについて解き明かそうと、学内の女性准教授とも交合しながら体験を積み重ねているんですよ」
「ほう、太ももとペニスのねえ……。ゼミの女学生たちはみんな准教授の研究の対象になっているのかね?」
「もちろんですよ。単位をもらう為の必須科目なんだから」
羨ましいのか、憎たらしいのか、複雑な表情でお父さんは嘆息している。