この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
<インランランドで淫乱体験>「私んちは淫乱家族」―続編の2
第9章 販売コーナー(エロのヴィーナス)

見物客の男性たちから、ブーイングの声が上がります。
「おいおい、なんだか、天狗がオナホールを使ってオナニーしてるみたいで、まるで締まらねえなあ……」
「そうだそうだ、偽のチンポで腰振ったって、面白くもなんともないぜ。フラダンスでも見てる方がマシだぜ」
興味を失った見物客が、そろそろと立ち去ろうとした時、店員さんは右手を高く上げました。
それが合図であるかのように、陳列棚の陰からピンクのランジェリー姿の若い女性が現れたのです。
「皆さま、お待ちくださいませ」
見物客が立ち止まり、視線が一斉に注がれたのは、現れた女性が中高生かと思えるほどの可憐さだったからです。
背丈は小柄で末広の二重瞼と、白艶の頬っぺが透き通っているのです。
ツケマも不要なほどの大きな瞳に、ポニーテールが跳ねている。
じっと見つめられれば女の私だって、キッスしたくなるほどの無垢な可愛さですよ。

