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<インランランドで淫乱体験>「私んちは淫乱家族」―続編の2
第9章 販売コーナー(エロのヴィーナス)

見物客の男性たちから、ブーイングの声が上がります。

「おいおい、なんだか、天狗がオナホールを使ってオナニーしてるみたいで、まるで締まらねえなあ……」

「そうだそうだ、偽のチンポで腰振ったって、面白くもなんともないぜ。フラダンスでも見てる方がマシだぜ」

興味を失った見物客が、そろそろと立ち去ろうとした時、店員さんは右手を高く上げました。

それが合図であるかのように、陳列棚の陰からピンクのランジェリー姿の若い女性が現れたのです。

「皆さま、お待ちくださいませ」

見物客が立ち止まり、視線が一斉に注がれたのは、現れた女性が中高生かと思えるほどの可憐さだったからです。

背丈は小柄で末広の二重瞼と、白艶の頬っぺが透き通っているのです。
ツケマも不要なほどの大きな瞳に、ポニーテールが跳ねている。

じっと見つめられれば女の私だって、キッスしたくなるほどの無垢な可愛さですよ。


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