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<インランランドで淫乱体験>「私んちは淫乱家族」―続編の2
第2章 電車の中で
(^_-)-☆ 電車の中で ♪♪
いよいよ日曜日の朝です。
ガラス戸を開いて空を見上げると、真っ白い入道雲が畑の大地を睥睨しています。
青く伸びた稲の穂先が、田んぼの風に波打って涼し気です。
いつものようにシオカラトンボが、交尾をしながら気持ち良さげに飛んでいる。
お父さんとおじいちゃんと私の3人で、家を出たのは朝の10時過ぎです。
私たちはインランランドのレストランで、早めの昼食を取ることにしたのです。精力増強メニューがたくさんあるそうですから。
隣り町までは電車に乗って10分ほどです。
今日は日曜日ですから通勤客はいないので、駅のホームは閑散としています。
ホームから田んぼの畦道を眺めれば、ガマガエルが蛇に頭を喰いつかれ、イボガエルの親子が仲良く交尾をしています。