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高身長主任はツンデレ
第1章 出張
ベッドの上の人物を確認しようと、足を踏み出した時、何か踏んでしまった。
その時、他中は自分が裸足で部屋を出たことに気付き、更に踏んだものが細長い物体で、柔らかい物に覆われた機械だと判る。
停電が復旧して部屋に灯りが点いた。
他中が突然明るくなって、驚いた拍子に、踏んでいた物のスイッチに触れたようで、バイブレーションが始まった。
慌てて拾い上げると、それはパステルイエローの機械で、初めて見るものだが、それが女性が性的な目的で使う物だと勘づいた。
バイブレーションを止めようと、スイッチを押す度にバイブレーションのリズムが変化するだけだった。
悪戦苦闘しながらスイッチをようやくオフにした他中を、ベッドの上から左党が見つめていた。
電灯が点いた時、ベッドの上で、左党憂裡は、仰向けで全裸の上にはだけた浴衣を纏い、白い全身があらわになっていた。
髪も、普段は編んで髪留めで上げるスタイルが、風呂上がりで肩まで湿った髪が下りていた。
部屋にいる他中を見て、咄嗟に浴衣の前を合わせ、身を起こして、先程まで自分を楽しませていた物を、手にした他中を見つめていた。
左党は頭の中を巡らせ、何があったのか思い出していた。
プレジャートイで絶頂を迎える、直前にスマホが耳慣れない音を出し、そのまま絶頂を迎えて、暫くすると突然部屋が揺れて、真っ暗になって、明かりが点いたら他中が部屋に立っていた。
他中は、完全に混乱していた。
一歩踏み出して、憧れの左党主任に近づくべきか。
このまま、部屋を出るべきか。
はたまた、話し合いをするべきか。
二人の間には、沈黙の厚い壁ができていた。
その時、他中は自分が裸足で部屋を出たことに気付き、更に踏んだものが細長い物体で、柔らかい物に覆われた機械だと判る。
停電が復旧して部屋に灯りが点いた。
他中が突然明るくなって、驚いた拍子に、踏んでいた物のスイッチに触れたようで、バイブレーションが始まった。
慌てて拾い上げると、それはパステルイエローの機械で、初めて見るものだが、それが女性が性的な目的で使う物だと勘づいた。
バイブレーションを止めようと、スイッチを押す度にバイブレーションのリズムが変化するだけだった。
悪戦苦闘しながらスイッチをようやくオフにした他中を、ベッドの上から左党が見つめていた。
電灯が点いた時、ベッドの上で、左党憂裡は、仰向けで全裸の上にはだけた浴衣を纏い、白い全身があらわになっていた。
髪も、普段は編んで髪留めで上げるスタイルが、風呂上がりで肩まで湿った髪が下りていた。
部屋にいる他中を見て、咄嗟に浴衣の前を合わせ、身を起こして、先程まで自分を楽しませていた物を、手にした他中を見つめていた。
左党は頭の中を巡らせ、何があったのか思い出していた。
プレジャートイで絶頂を迎える、直前にスマホが耳慣れない音を出し、そのまま絶頂を迎えて、暫くすると突然部屋が揺れて、真っ暗になって、明かりが点いたら他中が部屋に立っていた。
他中は、完全に混乱していた。
一歩踏み出して、憧れの左党主任に近づくべきか。
このまま、部屋を出るべきか。
はたまた、話し合いをするべきか。
二人の間には、沈黙の厚い壁ができていた。