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人生逆転した男
第2章 保険外交員 水瀬祐希
木原は大浴場で身体を癒やしてから部屋に戻った。
流石高級旅館だけあって大浴場も一流の佇まいであった。
水瀬祐希もきっと満足しているだろうと思った。

鍵を開けて室内を見渡すがまだ水瀬祐希は部屋に戻っていなかった。

木原はおもむろに自分のバッグのところまでいくと、奥底の方から大きめのビニールケースを出した。

そのビニールケースのジッパーを開けると中から長い棒状のものが姿を表した。

それは電気マッサージ器、いわゆる電マというやつだ。
アダルトビデオで女優が股間に押し当てられる先端がドーム型に丸くなった最も流通しているタイプの物だ。

この日の為にわざわざネット通販で購入したものだ。

水瀬祐希の身体にこれを押し当てる妄想をするだけで、勃起してしまいそうになる。

ネット通販で買ったのはそれだけではなかった。

同じ棒状ではあるが先程の電マの丸みを帯びた形状とはうって変わって、禍々しい見た目をしているものが同封されていた。
無数の細かい突起がついたシリコン素材のそれはかなり太めのバイブだった。
木原は自宅で動作確認済だが、うねうねとうねりながら動く様子が相当いやらしかった。

こんな禍々しいものをあの水瀬祐希に・・・と妄想するとつい鼻息が荒くなる。

そして木原はとんでもないものまで用意していた。
取り出したのは超小型のカメラとマイクだった。
小型な見た目に反してかなり高性能な物だ。カメラは少々薄暗くても鮮明に映るし、マイクは小さな呼吸の音も拾えるほどのハイスペックの物だ。
これが合計4セットある。

高額な保険契約をするのだからこれくらいの対価はあって然るべきだと木原は考えていた。

水瀬祐希が情事に腑ける様子を何としても記録しておきたかった。
世間に晒すつもりは毛頭ないが、それは一生物のズリネタになるだろうと木原は考えていた。

同室での宿泊を了承したのだから、ある程度のことは覚悟の上だろうが、会社同士の付き合いのある男がまさかここまで歪んだ性欲をぶつけようとしているとは夢にも思わないだろう。

ワンチャン添い寝だけして終われればラッキーくらいに思っているかもしれない。

木原はカバンから本日2本目の精力剤を取り出して一気に飲み干す。

そして水瀬祐希が戻ってくる前にカメラとマイクをアングルを確認しながら、見つからない位置に一つづつセットしていった。
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