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私と"影"
第3章 戸惑う心
"影"は瞬きもせずジッと私を見つめた後、ゆっくりと近づいてきた


(「僕のことどう思ってる?好き?」)

(「‥‥‥えっ」)

(「答えて」)

(「‥‥‥好きだよ」)

(「どうして嘘つくの?」)

(「嘘じゃ‥‥‥‥」)


私は"影"の真剣な真っ直ぐな視線から逃げるように目を逸らした


(「君は残酷な嘘をつくんだね‥‥‥‥」)

(「‥‥‥‥わ、私は‥‥‥‥‥ごめんなさい‥‥‥自分の気持ちがまだよく分からなくて‥‥‥‥でも好きだと思うのっ、だけど自信がなくて‥‥‥」)



"影"に抱き締められた時とても安心して、キスされた時ドキドキした
凍り付いていた心も身体も一瞬にして溶けるほどに‥‥‥

そして会えなかった間、淋しいと思った
早く会いたいと思った、もう一度抱き締めてほしいって思った

でもそれは好きとかじゃなくて‥‥‥‥ただ淋しかったんだと‥‥思う


(「"影"は‥‥‥私は独りじゃないってずっと傍にいるって言ってくれた。すごく嬉しくて"影"に会えて良かったって思ってる」)


"影"の真っ直ぐな黒い瞳が少し揺れた


(「私はずっと思ってた。もっと一緒にいたいし"影"の事もっともっと知りたい。私、"影"の事全然知らないし‥‥‥‥。それにちゃんと確認したいの、自分の気持ちを‥‥‥だから‥‥‥もう少しだけ待ってほしい‥‥‥‥」)





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