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私と"影"
第3章 戸惑う心
"影"は諦めたように少し笑った後、私を抱き締めた


(「ごめん‥‥‥‥っ、また君を困らせた‥‥‥ごめん」)


そう言うと私の首に顔を埋め、抱き締める腕に力が込められた
心がまたチクッと痛くなり、私も強く"影"を抱き締めた


(「謝らないでっ、"影"は謝るような事何もしてない‥‥‥っ」)


私はいつもいつも"影"を悲しませているような気がしていた

私が望んだせいで"影"は生まれてきたのに‥‥‥"影"には私しかいないのに‥‥‥どうして同じように好きって言ってあげられないんだろう‥‥‥
"影"はいっぱいいっぱい私が望んでいた想いや言葉をくれたのに‥‥‥


(「"影"‥‥‥‥顔見せて」)


"影"はゆっくりと私の首から顔をあげ、私を見たけどすぐに俯き「今は顔見られたくない」と消えそうな声で呟いた






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