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私と"影"
第3章 戸惑う心
私は目を閉じ、ゆっくりと確信を持って目を開けると、想像の世界から元の暗闇の世界へと戻った

目の前には俯いた"影"がいて、その姿は想像の世界のままだった


「…僕はもう僕だよ、君が望んだ姿だ。これから僕をもっと君の理想にすればいい、そう望んでくれたら僕は近づける。そうすれば君はきっと……きっと……」


"影"はそう言うとゆっくりと顔をあげた
その瞳は真剣でだけど悲しげで、私は言葉が出なかった

"影"は自分が私の理想そのものになれば、私が好きになるって思ってるんだ
どんな姿でも、形がないただの黒い影でも私は"影"といたいって思う
それが例え恋愛感情じゃなくても‥‥‥‥

わたしはやっぱり"影"を都合の良い存在にしてる

最低だ‥‥‥私って




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