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透明なリーシュに結ばれて
第6章 ご褒美と警告
チョークスリーパーを極められて喜ぶ男はこの世に一人だけいる。僕だ。僕は今帆夏から頸動脈を絞められている……幸いなことにまだ帆夏は力を入れていないので、僕はどうにか息をしている。しているどころか、いい匂いが後ろからしてくるのだ。それだけではない。僕の背中がブラジルのサンバカーニバルで無心に踊る踊り子たちのように熱く燃え上がっているのだ。
もはや僕の背中は僕の背中ではない。帆夏のたわわな胸が、こりんとした乳首が僕の背中を攻撃している。背中に戦意はもうない。僕自身も帆夏と戦うつもりはない。ところが、僕の一物がまだ戦う意志を捨てていないのだ。それだけではない。なんと僕の有形文化財、ではなくペニスが雄たけびを上げている。僕の一物が帆夏の手でぎゅっと握られているのだ。
帆夏のいい匂いがするわ、僕の肉棒は帆夏に掴まれているわ、人生でこんな局面は初めてなのだ。が、一つ間違えば僕は帆夏に絞められて死ぬ……ことはないと思うが、気絶くらいはするだろう。
「これじゃあ眠れないよね」
帆夏は、ギンギンに勃起している僕の肉棒をぎゅっと握った。
「絶対に眠れません」
帆夏に嘘は通じない。そして僕は帆夏に命を握られている。正直に言うしかない。
「手伝ってあげるわ」
「手伝う?」
意味が分からない。
「翔君が出すのを手伝うの」
「出すのを手伝う?」
「抜いてあげる」
「抜く?」
意味がわかった。
「その前に私の言うことをちゃんと聞いてね」
「聞きます!」
自分で言うのもなんだが、相変わらず声だけは大きい。
「翔君、多分……いや間違いなく今日君はあの人に会う」
「あの人って」
「里奈という女、というか里奈という幽霊。会いたい?」
「……」
「会いたいわよね。翔君の初めての女なんだから。幽霊だけど」
「会いたいかと問われれば……会いたいような」
「はっきり言いなさい!」
「痛い!」
痛みは僕の肉棒からやってきた。
「会いたいの?」
「会いたいです。おそらく」
「おそらくはいらない!」
「会いたいです!」
「そのとき、里奈という幽霊は翔君を誘うはず」
「誘う?」
「そう、翔君を誘うの」
「どうやって?」
「こうやって」
「うっ」
めちゃめちゃ気持ちよかった。僕の肉棒が絶妙な感じで握られ、しごかれ、撫でられた。まさにそれは神の技だった。
もはや僕の背中は僕の背中ではない。帆夏のたわわな胸が、こりんとした乳首が僕の背中を攻撃している。背中に戦意はもうない。僕自身も帆夏と戦うつもりはない。ところが、僕の一物がまだ戦う意志を捨てていないのだ。それだけではない。なんと僕の有形文化財、ではなくペニスが雄たけびを上げている。僕の一物が帆夏の手でぎゅっと握られているのだ。
帆夏のいい匂いがするわ、僕の肉棒は帆夏に掴まれているわ、人生でこんな局面は初めてなのだ。が、一つ間違えば僕は帆夏に絞められて死ぬ……ことはないと思うが、気絶くらいはするだろう。
「これじゃあ眠れないよね」
帆夏は、ギンギンに勃起している僕の肉棒をぎゅっと握った。
「絶対に眠れません」
帆夏に嘘は通じない。そして僕は帆夏に命を握られている。正直に言うしかない。
「手伝ってあげるわ」
「手伝う?」
意味が分からない。
「翔君が出すのを手伝うの」
「出すのを手伝う?」
「抜いてあげる」
「抜く?」
意味がわかった。
「その前に私の言うことをちゃんと聞いてね」
「聞きます!」
自分で言うのもなんだが、相変わらず声だけは大きい。
「翔君、多分……いや間違いなく今日君はあの人に会う」
「あの人って」
「里奈という女、というか里奈という幽霊。会いたい?」
「……」
「会いたいわよね。翔君の初めての女なんだから。幽霊だけど」
「会いたいかと問われれば……会いたいような」
「はっきり言いなさい!」
「痛い!」
痛みは僕の肉棒からやってきた。
「会いたいの?」
「会いたいです。おそらく」
「おそらくはいらない!」
「会いたいです!」
「そのとき、里奈という幽霊は翔君を誘うはず」
「誘う?」
「そう、翔君を誘うの」
「どうやって?」
「こうやって」
「うっ」
めちゃめちゃ気持ちよかった。僕の肉棒が絶妙な感じで握られ、しごかれ、撫でられた。まさにそれは神の技だった。