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透明なリーシュに結ばれて
第9章 楽園
 僕は全裸のままベッドに仰向けに寝かされた。それから大の字になれと文子は僕に言った。何が始まるのかわからないが、僕は文子の言うとおりベッドの上で大の字になった。すると文子が僕の目の部分にタオルを掛けた。もちろん僕は何も見えない。
「本当は手足を縛って拘束したいんだけど、このホテルにはそんなものないのよ。コーチは絶対に手足を動かさないでじっとしてること、いいわね」
「はい」
 ドキドキしてきた。
「目隠しも外さないでね」
「はい」
 ドキドキがドッキンドッキンになった。
 数秒後、文子は僕の左側の乳首を舐めた。あまりにも唐突だったので「うっ」と声が漏れた。僕の右側の乳首は文子の指で弄られている。摘ままれたり、転がされたり、まじで気持ちいい。
「コーチ、気持ちいい?」
「めちゃめちゃ気持ちいいです」
「若い人なんて初めてだからもう少し私にコーチの体を弄らせて」
「全然いいです。僕の体でよかったらもうめちゃくちゃ弄ってください」
「コーチの体はがっしりしてるから弄りがいがあるわ」
 こんなことならおもちゃの手錠でも買っておけばよかった。いやいや、フロントに電話して紐かテープか何か持ってきてもらおうか。残念ながらそんなことはできないが。
 拘束されて(実際に拘束されたとは言えないが)目隠しされることがこんなに興奮するとは思わなかった。
 それともう一つ。僕は自分の母親よりも年上の女と交わろうとしている。ていうかもうすでに母親よりも年上の女に乳首を舐められ弄られ、ついさっきは肉棒のさきっぽを舐められた。ただ僕には文子の正確な歳がわからない。「いくつですか?」なんて訊ねるのは無粋だ。健太情報によると六十三か六十四と言っていたが、それを信じていいのか迷ってしまう。だって文子は六十路の女には全然見えないのだ。健太の母親だと言って僕は信じる。美人でスタイルはよくて(文子はホテルのガウンを着ているからまだ文子の裸は拝めていない)いい匂いがするし(加齢臭なんて全然しない)。本当に四十代くらいの女に見える。いや文子が六十三でも六十四でも構わない。僕は自分の母親よりも年上の女をこれからいただく。
 しかしこの状況を僕は予想していなかった。何だか僕が文子に犯されているような感じだ。次は絶対に玩具の手錠を忘れない。それとアイマスクも必要になるだろう。頭の中のメモ帳にしっかり書いておこう。
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