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透明なリーシュに結ばれて
第9章 楽園
 文子の中に別の生き物がいるようだ。いやらしい文子の口そして指。
 僕は文子から乳首や胸を舐められて、肉棒は文子の手で握られ軽くしごかれている。肉棒を弄る手はときおり僕の金玉をぎゅっと握る。優しく握られたり強く握られたり、僕の金玉は文子から脅されているようだ。
 何も見えないという不安が更に僕の興奮を刺激する。何度か風俗に行ったが、こんなに興奮するのは文子のお蔭だ。
 文子は僕の脇の下に顔を入れて舐めたり、クンクン僕の脇の下の匂いを嗅いでいる。
「若い男の匂いがする。コーチ、いい匂いよ」
 文子はそう言った。それから僕は文子にキスをされた。文子の舌が僕の口に中に入ってくる。僕は、僕の母より年上の女とキスをしている。そして僕と文子は舌を絡ませる。
 年上の女とのキスは最高だ。熟女はエクスタシーにそのまま身を寄せる。快楽に落ちる自分を隠したりしない。
 それにしてもまじで気持ちがいい。文子に犯されているような感じがたまらない。
 ガキの僕なんか熟女が弄する手練手管の性技には立ち向かうことなどできない。文子は僕がどうしてほしいのかわかっている。だから肉棒を口に中に入れたのだ。
 そう、僕は文子から肉棒を思いきりしゃぶってほしかった。そういう僕の気持ちが文子に伝わっているのだ。
 金玉を揉みながらジュバジュバと音を立てて文子は僕の肉棒と戯れている。肉棒に文子の舌が絡みつくたびに僕は「うっ」と小さく呻いている。声を抑えようとしても抑えることなどガキの僕にはできない。僕は文子に調教されているのだ。
 金玉を揉む手の強さも微妙に違うし、揉んでいた僕の金玉を口に含んだりもする。肉棒も金玉も歓喜の声を上げているに違いない。そんな風に文子の技に酔いしれているときだった。
「コーチ、もっと気持ちよくなりたいでしょ」
 文子はそう言った。
「はい」
 もっと気持ちよくなりたいかと訊かれて、いやだという男はいない。
「じゃあコーチ、ワンちゃんになって」
「ワンちゃん?」
「そう、ワンちゃん。タオルをとっても目だけは瞑っていてね。約束よ」
「はい」
 僕は目を瞑ったまま四つん這いになった。
「お利口さんね。コーチ、ちょっとだけ脚を広げて」
「はい」
 僕は文子の指示通り脚を広げた。おそらく文子は僕の下に潜り込んで、仰向けになりながら僕の肉棒を咥えるのだろう。それも悪くない……が。
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