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透明なリーシュに結ばれて
第11章 フェードアウト
 挿入のとき。いざ挿入……おっとその前にゴム装着。それも二つ。僕は硬い肉棒に向かって願った。どうか萎れませんようにと。
 肉棒を掴んで挿入体制完了。が!
「痛い!」
「まだ入れてないんですけど」
「だって痛いんだもん」
「……」
 肉棒のさきっぽを忍の秘穴に当てただけなのに、もう痛いとは……。もう一回チャレンジ!
「痛い!バカ!」
「あのさ、まだ僕のちんぽ忍のま×こに入ってないんだけど。想像で痛いとかいうの止めてくれる?」
「ロリコン!」
「少しだけ我慢してね」
 僕はガキの小さなビラビラを広げて肉棒を雌穴に押し込もうとした。
「痛い!」
 さっきより小さな声。
「我慢だよ」 
 肉棒を握る僕の手に力を入れる、が!
「ダメ!痛い痛い!」
 断念。忍も僕も初体験(ガキのま×こは初めてだから)。
 そしてもう一度アタック……不成功。このチャレンジで五分、いや十分経過。
「忍、もう少し協力してくれ」
「協力って何よ?」
「例えば結婚式のとき、新郎新婦が初めての共同作業ですってケーキに入刀するだろ。あんな感じ。一人ではできないけど二人ならできる。セックスもそうじゃない?」
「たとえ話で結婚式の話とかやめてくれない。翔は私と結婚したいの? もしそうだったらキモイんですけど」
「……」
 僕のたとえ話撃沈。
「ねぇ、これで研究してよ」
 枕元に置いていたスマホを忍は僕に渡した。
「何これ?」
「見れば分かるわよ」
 スマホの画面には初体験のとき痛くならない体位と方法、という女の子たちの経験談のような話が書かれていた。さっき忍はこれを見ていたのだ。
「どう? わかった?」
「……」
 わからない。経験なんて人それぞれだ。でもこのままではまずい。取り合えず研究したふりをする。
 正常位よりも後背位の方が肉棒が入りやすいし痛みが軽減される、とある経験者の言葉通りにバックから挿入を試みる、が結果は同じ。「痛い痛い!」と叫ばれて終わり。もちろん膣口に肉棒の先を当てただけで、僕の男根は一ミリも忍のま×こには入っていない。
 激しそうに見えるが実は駅弁スタイルが一番痛みを感じない……投稿者出てこいや!と僕は叫びたい。
 ネットに出回る経験談?……彼女たちは本当に経験したのだろうか。
 そして初心に帰り正常位で挿入を試みる、が。
「痛いじゃない!バカ!下手くそ!」
 僕の心が折れた。
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