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透明なリーシュに結ばれて
第11章 フェードアウト
 負けに納得のいかない僕はもう一度忍に確かめた。
「あのさ、それって忍の小学生目線だよね。小学生には加藤先生のもっこりは大きく見えたと思うよ。でもさ、その目線をさ、今に置き換えてみてよ、今現在にさ。多分僕のちんぽの方が」
「うるさい負け犬!」
「負け犬……」
「集中してよ、負け犬」
「はい」
 負け犬という言葉、ロリコンよりもきつい。負け知らずだった僕のちんぽは……残念ながら大きくはなかった……ようだ。
 そんなことを思っていた時だった。
「痛い」
 忍の小さな声。
「おっ」
 何だか僕の肉棒の先っぽがちょっと温かい。
「超痛い」
 痛いに超が付いた。そして僕の亀頭がぎゅっと締め付けられた。僕は結合部分を見た。確かに僕の亀頭は忍のま×こに入っている。視線を忍の顔に向けると、忍が顔をしかめて痛みを我慢していいた。
「忍、僕のちんぽ忍のま×こに入ったよ。おめでとう」
「うるさい」
 祝福したのに怒られた。ていうかガキのま×こまじできつい。
「入ったんだから、忍の初体験終了だよね」
「まだ」
「まだ? 何で? やめようよ」
「もう少し」
「もう少し入れるということ? やめない?」
「うるさいロリコン」
「ロリコン黙ります」
 負け犬からのロリコン。
「超痛い、本当に痛い」
「……」
 加藤先生の方がもっと痛いよ、と言いたかったがやめた。この場に口論は相応しくない。何といっても忍の初体験。忍にとっては厳粛な儀式なのだ。
「翔のおちんちんおっきい」
「……」
 翔と呼ばれた。
 忍は何とかして僕の肉棒を飲み込もうとしているが、雌汁が足らないのか僕の肉棒はなかなか忍の膣中をスムーズに進まない。
「何か翔のちんぽが私のおま×こを押し広げてるみたい」
「……」
 押し広げているんです、と言いたかった。
 顔を歪めながら忍は腰を下ろしていった(正確には下ろそうとした)。
「ちょっと休憩」
 はぁはぁ忍の呼吸が荒れた。
「休憩なし。こっちに来いよ」
 僕は忍の両手を掴んで忍を抱き寄せた。忍が上で僕が下。僕は忍にキスをした。
 肉棒は三分の一くらいしか忍のま×こに入っていない。これが忍の限界だと思った。僕は忍のま×こを、忍は僕に肉棒を感じている。いかなくてもこれで初体験終了でいいのではないか。
「忍、可愛いよ」
「バカ」
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