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透明なリーシュに結ばれて
第12章 滑り落ちていく
 こうして僕と山名、そして権藤の腐れ縁は続いた。どこかで断ち切ろうとしても断ち切れない。大学が悪いのか、それとも第一食堂が悪いのか、それとも山名と権藤が悪いのか。答えは簡単だ。
 それともう一つ。まじで忍というガキの電話がうざい。僕にとってどうでもいい話題を一人でしゃべりまくるのだ。何がおかしいのか、話しながら笑うときもある。女子高生という生き物が今一つ僕にはわからない。いや、わかりたくない。
 電話番号を変えても僕の情報はガキに筒抜けになる。最近、ガキの電話に出る前に僕は大きくため息を一つつく、というのが習慣になった。誰か、助けてくれ。全国何万、いや何十万いるかもしれないまじのロリ〇ンたちよ。僕を救ってくれ。
 心が疲れたときは下田と文子だ。
 ミニバスの地区大会で優勝したら文子からご褒美をもらえる約束をした。結果は準優勝。でも僕は、文子からもうそれはたいそうなご褒美を数時間頂いた。それを思い出しながら僕はオナニーができる。またご褒美が欲しい。
 だから僕は下田に連絡を取った。確かに会う回数は減っているが、三回連絡をすると一回は僕と会ってくれた。
 そして僕は下田に隠された性癖を知った。ひょっとしたら下田にはレイプされる願望があるのではないかと思うくらいに、無理やり犯すと下田は気が狂ったように悶え、そしてま×こはぐちょぐちょ濡れた。
 拘束しながら犯しても下田の反応は同じだった。
 僕にはSMの趣味はない。女を叩いて興奮することはないし、だからそういう状況の中でセックスすることに躊躇いがある。はっきり言えば、好きではないということだ。
 でも無理やり下田を犯るのが、僕はだんだん好きになっていった。ひょっとしたら僕にはそういう性癖が隠れていたのではないだろうか。
 下田を後ろからは羽交い絞めにして胸を弄り、パンティの中に手を忍ばせる。下田は僕から逃げようとして抵抗する。下田の抵抗なんて男の僕にはほとんど意味のないものだ。だから僕は簡単に下田を制圧する。下田を支配してしまえば、下田がどんなに抗っても下田に勝ち目はない。
 でも女は不思議な生き物だ。負けるとわかっていても抵抗は続ける。そしてま×こをびっしょり濡らす。
「気持ちいか」と訊ねても、僕に寄越す目は鬼の目になっている。でもま×こはびしょびしょなのだ。
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