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さげまん女の憂鬱~こんな私でよければ~
第2章 アバンチュール
「なあ、頼むよ
もう商売女を相手にするのは飽きたんだよ
君のような正真正銘の人妻を抱きたかったんだ」
胸を揉んでいた大きな手で
良美の頬を左右から挟み込まれて
イヤイヤと首を振る動作を止められた。
そして霧島の渋い顔が近づいてきたと思った瞬間、
良美は男に唇を奪われていた。
「っふ!やぁ!っんん!」
結婚してから初めての夫以外の唇…
チュバチュバ…
それはキスというよりも
唇を舐め回しているに等しかった。
『ああん…そうよ…もっと、もっと…』
良美は手足をバタつかせるが
それがポーズであることは見え見えだった。
頬を挟み込んでいた手が服の中へと入ってくる。
「や、やめてっ!霧島さん!
なんで、こんな事っっ!あっ!? 」
「…なんでって…」
ブラの中に手が入り込んでくる。
カップの中で押し潰されていた乳首を
指先でギュッと摘まれ、思わず仰け反ってしまう。
間接照明の薄暗い部屋で、
霧島は良美の腰に馬乗りになって
身動きを封じると余裕でスーツを脱ぎ始めた。
「良美さん、あなたをスナックで見た時から、
ずっとこうしたいと思ってました」
「えっ!?」
「ブラウス…破りたくないんです
レイプみたいに襲ったことは詫びます。
だから、ご自身で脱いでください」
『ああ…やはりこの方は紳士だわ』
良美はコクリと頷くと
自らの手でブラウスのボタンを外してゆく。
最後のボタンを外し終えると
待ち構えていたかのように
ガバッと服が大きく捲られ、
すぐにブラは首もとまで引き上げられた。
大きな乳房を鑑賞する時間も惜しいと
ハアハアと荒い呼吸をしながら
外気に触れる乳首に、
ねっとりと舌先が触れた。
「大きくて、いやらしいおっぱいだ…
ココ、弱いですか?」
「やぁ、やめ…あぁ!」
乳首をチュっと音を立てられ吸われた後、
歯を立て甘く噛まれた。
徐々に激しさを増すその行為に、
乳首にジンジンとした痛みを感じ始め、
堪えていた腰がモゾモゾと動き始めていた。