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さげまん女の憂鬱~こんな私でよければ~
第3章 スピード違反の女

「ん?どうした?
震えているじゃないか」

「だって…体の芯まで冷えてしまったわ」

「そんな裸みたいな格好をしてるからだよ」

「そんな…だってデートっていうから
お洒落してきたのに…
普通さぁ、デートと言えば
レストランで食事とかを想像するじゃない」

「それでもレストランなら
ドレスコードに引っ掛かっちゃうだろ」

そんなに変な服装かしら?
精一杯お洒落したつもりなのに
失礼しちゃうわと
このみは膨れっ面した。

「よし、じゃあ、暖まりに行くか」

そう言って豊田はベンチを立ち上がった。


山の麓にラブホテルは建っていた。
街頭もほとんどない山の麓に建つラブホテルは
ネオンギラギラで
場違いと呼ぶにふさわしい佇まいだった。

部屋を選択すると
このみは一目散に部屋に向かった。
体が芯から冷えていたのもあるけれど
そのためにとんでもなく尿意が迫っていたからだ

ショーツを降ろして便座に座ると
待ってましたというように
すごい勢いで小水が流れた。

トイレットペーパーをカラカラと引き出していると
トイレのドアが開いて
ライダースーツを脱いで
下着姿になった豊田が
スマホをかざして立っていた。

「やだ!ちょっとドアを閉めてよ!!」

「固いこというなよ
せっかくだから今夜の事を
すべて録画しようと思ってね」

そう、かざされたスマホは録画モードになっていた


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