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さげまん女の憂鬱~こんな私でよければ~
第3章 スピード違反の女

「…頭を上げてちょうだい」

「え?」

「いつまで土下座してるつもり?
男にそこまでさせるほど
あたし、悪い女じゃないわ」

礼二に安堵の表情がうかんだ。

頭を上げさせるなり、このみは礼二にキスをした。

「んっ…」

礼二と舌を絡めて、激しいキスをする。

こんなに情熱的なキス、本当に久しぶり。

「はあ…礼二さん…」

「このみ…好きだ、好きだよ…」

口づけを交わしながらベッドに倒れ込んだ。

逞しい礼二の体に跨がって、そっと胸を撫でる。

「このみ…?」

「今日は、あたしが可愛がってあげる。
あなたに拒否権はないから」

「え、それはどういう…はんっ!」

礼二の乳首をぺろりと舐めながら、
彼のペニスをそっと握る。

触る前から、もうすっごく大きくなっていた。

「ふふ、礼二さんってばいやらしいんだから」

「君が上手だから…うあっ、ああっ」

ペニスを手で刺激してあげると、
礼二は顔を真っ赤にして喘いだ。

男性を虐めるのってすっごく楽しい。

特に普段偉そうにしてる人が、
自分の手で女の子みたいに
可愛い顔になっちゃうのを見ると
堪らなく興奮する。

「気持ちいい?」

「気持ち、いい…」

はちきれんばかりに大きくなったペニスを、
今度は口に含んであげた。


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