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さげまん女の憂鬱~こんな私でよければ~
第5章 送り狼
良美はトロンとした目で
大杉を見つめた。
舌を良美の口に忍ばせた大杉の目が
良美の目と合った。
「良美さん!起きてたんすっか!」
慌てて大杉は口を離してベッドから飛び降りた。
「すんません!俺、良美さんが
酔いつぶれたのをいいことに
スケベな事をしょうとしました!」
ごめんなさいと
大杉は顔の前で両手を合わせて
良美に詫びを入れた。
「ううん…私こそ、ごめん…」
そう言って良美は大杉に向かって手を差し出した。
起こしてちょうだい…
良美はそういう意味で手を差し出したのだが
大杉には『いいのよ、いらっしゃい』と
そのように勘違いした。
「いいんですね?良美さん!
俺とセックスしてくれるんですね?」
大杉は急いで枕元のコンドームを手にすると
乱暴に封を切って
薄っぺらいゴムをペニスに装着した。
「ちが、違うの!大杉くん、違うのよ!」
もはや大杉には良美の声など聞こえていなかった。
まだ身体が覚醒せずに
フワフワしている状態の良美の脚を担ぐと
ゴムをつけたペニスをおまんこに押し当ててきた。
「だめ!大杉くん!!」
拒む良美にお構いなしに
熱く硬いモノが良美の体の中をさかのぼってきた。
「あぁぁぁぁぁぁ…!」
良美は大杉を迎え入れて
深い喘ぎ声を漏らしてしまっていた。
「感じる?ん?気持ちイイでしょ?…」
大杉はハァハァと荒い息を
良美の顔に吹き掛けながら、
腰のスピードを段々と早めて行った。