この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
さげまん女の憂鬱~こんな私でよければ~
第6章 寝取られ
良美も温泉に浸かって
さりげなく礼二の隣に座った。
少しずつ、少しずつ体をずらして
礼二の体に密着させて行く。
「ああ~、良い景色だなあ~」
旅館の最上階から見下ろす山間の景色は
礼二が言うように最高だった。
『私はコッチの景色の方がいいわ』
良美は温泉に浸かる礼二の股間を眺めていた。
こうして混浴しても欲情しないのか
礼二の股間のイチモツはダラリとくたびれている。
「ねえ、あなた…シテ…」
我慢できずに
良美は対面で礼二の太ももの上に腰かけた。
「おいおい、盛りのついたメス猫かよ」
礼二の目の前に良美のたわわな胸が揺れる。
『ヤバい!勃起しちまう!』
慌てて礼二は良美の腰を抱いて
太ももの上に座っている良美を退かした。
「せっかくいい温泉なんだから
それを楽しめよ」
「もう!せっかくの旅行なんだから
私を抱いてよ!!」
良美は立ち上がって体をくねらせた。
ナイスなプロポーションを礼二に見せつける。
まだまだ若い良美の肌は
湯を弾いて美味しそうに白い肌を朱に染めていた。
『ヤバい!ヤバい!!』
このままでは勃起してしまう
礼二は慌てて視線を良美の裸体から逸らして
遠くの山並みを見つめた。
『今夜…ヤバいなあ…
求められたら抱いてしまうかも…』
良美とはセックスをしないと
心に決めている礼二だが
自分を見失いそうになっていた。
「おい、そろそろ夕食じゃないか?
先に上がるよ」
礼二は逃げるように温泉から出た。