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さげまん女の憂鬱~こんな私でよければ~
第8章 夫婦
「気持ちいい!霧島さん、気持ちいいわ!」
リビングから、
このみの悩ましい喘ぎ声が漏れ聞こえる。
「あなた…あの二人…始めちゃったわ…」
「そうみたいだね」
それじゃあ、俺たちも…
礼二が、スッと良美の肩を抱くと
良美はビクッと体を震わせた。
「ん?どうした?」
「だって…あまりにも久しぶりだから
なんだか初夜の気分だわ」
「初夜にしては賑やかな喘ぎ声が
隣から聞こえてくるけどね」
『あっ…あっ…あっ…』と
定期的なリズムで、
このみの喘ぎ声が繰り返される。
「どうせなら、あのリズムで責めてあげようか?」
「いやよ、あなたはあなたらしく
好きなように私を責めて…」
なおも良美は、言葉を繋ぎたいようだったが
礼二の唇がその言葉を塞いだ。
「わかった。隣の事は気にせずに
俺は俺の愛し方で良美を抱くよ
だから、良美も…俺のことだけ見て…」
礼二はそう言うと
体を屈めて良美の胸に吸い付くと
固くなった先端を舐めた。
礼二は乳首を舐めながら
上目使いで良美の顔を、じっと見つめてくる。
良美も見つめ返すが
頭がぽーっとして、ピントが合わない。
「気持ちよさそうな目」
イジメっ子が悪戯を成功させた時のような
ニヤニヤした目で良美を見ていた。
さあ、ここも弄ってあげようね
そういうと、良美の股間に手を滑り込ませてきた。