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海鳴り
第6章 海鳴り
相沢は自らパジャマを脱ぎ捨てると律子をショーツ一枚にして掛布団を剥ぎ取った。


「……眩しくて目が潰れちまう…」


頬を染める律子を相沢が強く抱き締めた。


「…ッ…」


触れ合う肌の熱さが気持ちまで熱くする。

風は弱まり、雨音が静かに二人を包み込んだ。

相沢の貪るようなキスに戸惑いながらも律子は必死にそれに応えた。

乳房を優しく包まれ、その先を指で転がされながら、律子は相沢の肩を掴み目を閉じて喘いだ。


「あぁ…、律子…、きれいだ…」


驚いて目を開ける律子を見つめながら、相沢は律子の乳房の先にキスをした。


「ウッ…」


ピクリと反応する律子を確かめ、固くなった小さな実を舐め回す。

ぬめぬめとした生き物が敏感な乳房の先端を味わっている。


あぁ、
感じる…

感じてしまう…


律子は目を閉じて身体中にぞわぞわと熱く広がっていく快感に身を委ねた。

相沢の口の中で舌にしごかれ、唇がそこを吸う。


チュ…、チュ…


「…うぅっ…っ…」


律子は自分の声が恥ずかしくなり手で口を塞いだ。

それは右の乳房から左へと何度も繰り返され、律子の躰は小刻みに震え続けた。

躰が蕩け始める。




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