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桜 ~あなたに見られたくて~
第2章 お花見
暖冬で、例年よりもすごしやすかった冬でしたが
やはり多くの人々は
春の到来を待ちわびていたようで、
満開の桜の河川敷には
たくさんの人たちが花見をしていました。
私はブルーシートを敷いて宴会をしている
男性だけの三人グループの近くに自転車を止めて、
すぐ脇をドキドキしながら
ソックスを直すふりをして、
『皆さん花見をするなら
私の花びらもたくさん見て下さい』と
願いながら前屈みになり、
桃のようなヒップと
濡れたアソコを見ていただきました。
一人の男性が私の痴態に気づきました。
そしてヒソヒソ声で
『おい、見てみろよ』と
伝言ゲームのように私に注目するように
伝染していきました。
ワイワイと騒いでいた賑やかさが
まるで水を打ったように静かになりました。
『声かけろよ』
『いや、お前が誘いに行ってこいよ』
そんな男たちの声が聞こえてきました。
ああ…注目されてる…
見られているんだわ…
三人の男達に
オ○ンコとお尻を見られている…
誘われてブルーシートに寝転され、
たくさんの手で体をまさぐられるのを
想像しただけで私は軽くイってしまいました。
「ねえ、彼女!
良かったら一緒に呑みませんか?」
一人の男が私に声をかけてきました。