この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
桜 ~あなたに見られたくて~
第11章 ハプニングバーにて
それぞれのテープルには
薄っぺらいカーテンで間仕切りはあるものの
本当にペラペラのカーテンで
おまけにレースのカーテンなので
それぞれのテーブルが丸見えでした。
セット料金に含まれている
テキーラのような
アルコールの強いお酒を飲んでいるうちに
妖しい雰囲気にムードが高まってきました。
「なあ、脱いじゃえよ」
和正が私にヌードになれと言ってきました。
「イヤよ…そんな正々堂々と真っ裸になれるほど
私、まだ興奮していないわ」
「仕方ないなあ」
和正は店員を呼び出して
バスタオルの貸し出しをお願いしました。
「ほら、これを体に巻いてさ
服は脱いじゃえよ」
そんなことを話しているうちに
隣のテーブルでは素っ裸の男女が
絡み合い始めました。
男の膝の上に股がった女がアレをズッポリとハメて
テーブル席が壊れんばかりに
体をユサユサと上下に揺れ動かしています。
私も最初はタオルを巻いた隙間から
彼に手を入れられて、
悪戯されたりしているうちに
段々と濡れてきてしまいました。
周りの雰囲気にひきずられるようにして、
気がついたらいつしかタオルもはぎとられて
テーブル席のソファに寝転がされて
彼が上から人目もはばからずに
突き入れてきていて…