この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
桜 ~あなたに見られたくて~
第5章 男の部屋

共同トイレに共同洗面所…
おまけに風呂なし…

昭和の貧乏芸人が住むような物件。

映画やドラマで見たことがあるけれど
令和のこの時代に
まさか本当にこんな下宿があるなんて
思いも寄りませんでした。

でも、一応、彼が住んでいる部屋なので
私は訪問するのに胸がときめいていました。

かわいいケーキなども手土産として用意して
部屋の扉をノックすると
「いらっしゃい」と
爽やかな笑顔で彼が出迎えてくれた。

爽やかだったのは彼の笑顔だけで
部屋に一歩足を踏み入れると
四畳半の畳部屋にはゴミが散乱して
なんだか臭いし…

この異臭は生ゴミの臭さではありません
なんというか…
男の発射するアレの匂いです。

「光俊~、あんたさあ
オナニーのしすぎじゃない?」

私は部屋を訪ねてきた彼女というより
家政婦のように、
まず掃除から始めることにしました。

だって「好きなところに座ってよ」と言われても
どこに座ればいいのか
スペースを探さなきゃいけないほどの
汚部屋なんですもの。

ゴミ箱には大量のティッシュくず…
匂いの元凶がこれです。
ゴミ箱から男のアノ匂いがプンプンしてます。

「オナニーのしすぎ」と注意すると
「だって…他にすることがないし…」と
悪びれた感じもなく
ソレばかりしていることを白状しました。

/144ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ