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桜 ~あなたに見られたくて~
第5章 男の部屋

「だめっ、だめっ、イっちゃう…」

「いいよ。逝っちゃっても」

「…っっっあ」

私の腰がビクンと跳ねて、
一気に脱力感に襲われた。

正直、立っているのが精いっぱいだった。

なのに、光俊ったら
強引に私を後ろ向きにして
お尻を突き出させる格好にした。

彼のベルトを外す音がする。
後ろでゴソゴソ動く気配の後、
ぐっと圧迫感を感じて
私は一気に奥まで貫かれました。

「ああんっ!」

「きつっ…」

一気にガンガンと打ち付けられて、
イったばかりの私には刺激が強すぎる。

さらに声も出せないとなると、
本当にいっぱいいっぱいでおかしくなりそう…

「んっ、んっ」

私はひたすら快感に耐えた。

「あああ~!ダメ!逝く、逝くっ!!」

一際甲高い喘ぎ声…
私じゃありません。
ベンチで対面座位でハメあっている
カップルの彼女がアクメを迎えて絶叫したんです。

「声出すなよ!」

彼女を咜りつける男の声がします。

無理よね?わかるわ。その気持ち。
声を出すなと言われたら余計に…

「あああぁぁ!私も!私も逝っちゃっうぅぅ!」

こんな間近で二組のカップルが青姦で
ハメ合っているなんて素敵!

「陽菜の声を聞いたら
俺もぅ…ダメかも…」

私だけじゃなく
ベンチからも悩ましい女の声がするんだから
喘ぎ声の二重奏で男たちの興奮はMAXです。

やがてベンチでセックスをしている男が
「出すよ!中に出してもいいよね?」

切羽つまった男の苦しそうな声…

「いいよ、出して、今日は大丈夫だから」

女が言い終わらないうちに
「逝くっ!!」と男が短く呻いて
「ああ~、出てるわ!出したのね?」と
女も喜びの声を上げています。

それを聞いて光俊も
「陽菜!陽菜も中に出してもいいんだよね?」と
こちらも切羽つまった声…

「いいよ、私の中に頂戴!!」

言い終わらないうちに
膣の中がじんわりと熱くなりました。

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