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第1章 春の目覚め＝性の目覚め

陽菜の心に中学生の頃の思い出が甦る。

当時、中学生もスマホを持ち出した頃で
搭載カメラでスカートの中を
隠し撮りするという遊びが
男子生徒の間で流行っていた。

ある日、私は階段の下で
待ち伏せていた同級生の男子生徒に
スカートをローアングルで、パンツを撮られた。

「きゃー」と叫びながらも、
なぜか私は快感を覚えた。

あの日のような快感がほしい…

ノーブラ、ノーパンで
ドリンクコーナーで誰かがやって来て
おっぱいのポッチリに目を止めてくれれば
サービスでミニスカートから
お尻を見せてやろうと思ったのに
いつもなら賑やかなドリンクコーナーも
深夜近くになると人影はない。

『残念だわ…』

このままでは欲求不満になりそうよ

こうなったら隣のブースで
セックスしているカップルを覗きながら
オナニーをしちゃおうっと…

陽菜はいそいそと自分のブースに引き返した。

コーナーを曲がって
とんでもない光景に
思わず足が止まってしまいました。

あのセックスをしているカップルシートの扉を
ほんの少しだけ開いて
受付をしていた華奢な男の子が
中のセックスをしているカップルを覗きながら
事もあろうにおちんちんを引っ張り出して
自分でシコシコしているんですもの！

気づかれないように立ち去ろうとしましたが
気配に気づいたのか
店員の男の子がこちらを振り向いたんです。