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桜 ~あなたに見られたくて~
第5章 男の部屋

お隣からゴソゴソと人の動く気配がする。
すぐそこにお隣の男が耳をそばだてているのか
ムフー、ムフーっと
興奮した息づかいが聞こえてくる。
思ったほど以上に壁は薄いようだ。

「や…ぁ…ッ!…フゥんッ…!」

聞かれていると思うと興奮してしまい
私は感極まった声をあげた。

その姿を見て、
光俊がわざと荒々しく私を突き上げる。

「光俊…そんなに突いたら…
あっ!ダメ…逝っちゃ…ぅ」

あぁぁん、と、どうすることも出来ずにが喘ぐ。

「くっ…陽菜の中、スゴい…キツい…」

「いやあぁぁ…」

もはや私は彼の体の下で乱れるしかなかった。

「ゃっ…光俊の…ダメ…大きい…」

半ば放心状態で喘いでしまう。

「おまんこ…絡みついてくる…マジやばぃ…」

男が私をきつく抱きしめる。

私が彼にしがみつくと、
私の中も男のモノに絡みつき、
ヒクヒクと締めつける。

「ッ…陽菜、それヤバイ…止めて。イクっ…!」

光俊が私を抑えつけ、わざと激しく突き上げる。

「んぁッ…や…アッ…ふぁぁぁ!」

光俊ぃ~!…私、逝っちゃう…逝っちゃう!!

私は、うわ言のように口走る。

「陽菜、逝けよ。
逝くとこ、見せてくれ、聞かせてやれ」

そういいながら、彼の動きが私を攻めた。

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