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桜 ~あなたに見られたくて~
第5章 男の部屋
壁の向こうからも「ハアハアハア…」と
見知らぬ男の荒い呼吸が聞こえる。
まるでチンポをシコシコする音さえ聞こえそうだ。
私は光俊に抱かれながら
見知らぬ男にも抱かれている気分になってしまう。
「ぃやぁあぁぁ!」
体が強張って足がピンと伸びて
足の指がキュ~っと丸まる。
「陽菜!ほら逝けよ!!」
光俊が、ズッズッと時折奥を突くようにしながら、
リズミカルに動く。
私は呼吸困難になりそうに息も絶え絶えになる。
「光俊…も、だめ逝っちゃう…!
逝っちゃぅ…イク…イク…イクぅぅッ!」
私は悶え、光俊ぃ~っと呻きながら
彼の体の下で絶頂を迎えた。
体を震わせ、肩で荒く息をしながら、
目を瞑り、ぐったりとしてしまう。
大きな声でアクメを迎えたのを確信して、
彼の方も体をこわばらせた。
ゾクリと、背筋を快感が走る。
「ヤバ…俺も限界…!」
光俊がペニス引き抜くと同時に、
白い液体が放物線状に私に降り注いだ。
隣の部屋からも「逝くっ!」と呻き声が聞こえた。
「すげー気持ちよかった…まだ、全然足んない」
もっと陽菜が乱れるの、見たい。
彼はそう言って、
ぐったりしている私を見つめた。
隣からは全力疾走した後のように
ハアハアハア…と荒い呼吸が聞こえた。
私は光俊に抱かれながら
隣の男にも抱かれた気分になり
これ以上ないほどに深く達しました。