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桜 ~あなたに見られたくて~
第6章 図書館にて

「若いんだもん、セックスに興味はあるよね?」

私、ここぞとばかりに
靴を脱いで足の爪先で彼の向こう脛を
ススス…と撫でてあげると
彼ったら、うつむいてモジモジし始めたんです。

そのうち、彼がハアハアと荒い呼吸になって
私を見つめる目がトロ~ンとなってきて…

私、もっと彼を苛めたくなっちゃいました
だって…すごく可愛いんですもん

足は向こう脛をさかのぼって
膝をくすぐり
そして、ついには太ももの内側へと…

彼、モジモジが激しくなって…

私は思いきって男の子の股間に指先を…

彼ったら勃起してるんです!

我慢できなくなったのか
私の足をつかんで
足裏を勃起しているシルエットに擦り付けてきて…

足裏で勃起しているおちんちんを撫でていると
何だかSMの女王さまになった気分です。

彼のハアハアという呼吸を聞いていると
私まで変な気分になって
「あああん…」なんて声を漏らしちゃったり…

「ね、ついてきて」

そう言って席を立つと
彼も前を押さえて私の後ろについてきました。

難しい専門書のコーナーに彼を引きずり込んで
誰も来ないのをいいことに
私は男の子の唇を奪ってしまったんです。

私を抱き締めようともせずに
彼は直立不動で私に身を任せていました。

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