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桜 ~あなたに見られたくて~
第6章 図書館にて

「しゃぶって…もらえませんか?」

キスで体の力が抜けた私に、彼がささやいた。

窮屈そうなデニムの前開きから
彼の逞しいイチモツが躍り出た。

さっき足裏で触った勃起がそこにはあった。

私は本棚の陰にひざまずくようにして、
男の子のそれを口に含む。

いつもならわざと音を立てながら、
いやらしく口で奉仕するのだけれど、
今日は音を立ててはいけない。

のどの奥まで口いっぱいに飲み込んで、
口の中で舌を蠢かせてあげる。

ぬるぬると舌を這わせると、
時折彼のモノがびくんと口の中で跳ねた。

そっと彼を見上げると、
思い切り我慢した表情で、
視線はおしゃぶりする私を見つめている。

私は、誰か来ないかハラハラしていた。
でも、そのスリルがたまらない
おまけに、ここまで来たら止められない。

音が出ないように、男のアレを唇でしごく。

彼の呼吸が乱れるのがわかり、
私は嬉しくなってしまう。

男が私の口で感じている。
「私で」感じている。

彼の腰に手を回して抱き締めながら
私は一生懸命大きくなっているものをしゃぶった。

「あうっ!!」

一瞬だけ、静かな館内に彼の悶える声が響いた。

その瞬間、彼のモノが暴発した。

私の口の中が
男性のエキスでいっぱいになりました。

悪いけど、よく知らない男性のエキスは
飲めそうもありません。
私はポケットティッシュを広げると
男のエキスを吐き出した。

かなり溜まっていたのか
ソレは、やや黄色っぽくて強い匂いがした。

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