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桜 ~あなたに見られたくて~
第6章 図書館にて

「今日は僕がおねえさんを犯してあげるね」

そう言いながら彼は
嬉しそうに私を抱き締めてくれた。

彼は私のブラウスのボタンを
上から三つ目まで外すと、
向き合ったままそこから手を入れてくる。

ブラジャーの上から少し乱暴に胸を揉み、
もうびんびんになっている乳首を
こりこりと撫で上げた。

声を出してはいけない…
そう思うと余計声が出そうになって、
私は思わずぎゅっと目をつぶった。

彼は私を抱きしめて、
後ろ手にブラジャーのホックを外した。

ぶるん。

胸が開放されて、思わず声が漏れそうになり
慌てて手で口を押さえた。

ブラジャーをたくし上げ、
ブラウスのボタンを全て外して
体を露出させるとおっぱいが露出させられた。

チュッ、と小さな音を立てて
彼が乳首に吸い付いた。

今日は反対に光俊に声を聞かせようと
彼が私を壁に押しつける。

右の手首を握られ、
彼は右手で私の乳房を支えながら、
唇で吸い付き、舌で転がし、
そして歯で甘噛みしてくる。

「…んんっ」

中腰の姿勢のまま、
彼は乳首への愛撫をやめてくれない。

快感スイッチが入って、
私は下半身がトロトロに熱くなっていた。

彼は乳首を責めながら、私の顔を見上げた。

私は快感を訴えたくて、
声を出しそうでそれに耐えるのに必死だった。

自分がやたらに
いやらしい表情をしているんだろうな、
そう思うと顔を見られることが恥ずかしかった。

私が声を我慢していることがわかったのか、
彼はいやらしい表情で
自分の唇で私の唇をふさいだ。

そのまま、スカートがたくし上げられ、
下着の中に、手が伸びてきた。


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