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桜 ~あなたに見られたくて~
第7章 アダルトショップにて

男たちは射精して満足すると
それぞれに気に入ったグッズを買って
店を後にしてゆきます。

誰もいなくなった店内に
私一人が取り残され
久々のエクスタシーにぐったりしてしまいました。

そこへお店の方が
「ごくろうさま」と
熱いおしぼりを手渡してくれた。

「ありがとうございます」

私はおしぼりで股間を拭きながら
「すいません…
デモ機なのにグショグショにしてしまいました」
湯気が出るほどに私の中で暴れてくれたローターを
申し訳なさそうに返すと
「いえいえ、
おかげで同じ機種が飛ぶように売れたよ」と
満足した表情でお礼を言われちゃいました。

「ねえ、どうだい?
これからも、たまにココに来てオナニーショーを
してくれないかい?」

そうね…不定期でたまにであれば
また遊びに来ちゃおうかなあ…

「そうかい?そりゃ嬉しいよ」

そうそう、今夜のご褒美だ、受け取ってください
店の人は、そう言って金一封を私に握らそうとした

「とんでもない!
私、自分の趣味でしたことですから…」

私の方こそお礼をさせてもらわなきゃ

何がいいですか?

そのように申し出ると

「じゃあ…一発ヤらせてくれないか?」

「えっ?」

「あははは、なぁ~んてね
冗談、冗談、今の発言は忘れてください」

「冗談じゃなくてもいいんですよ」

「えっ?マジ?」

私は驚く店員さんに
甘えるように抱きついた。

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