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混沌の館
第12章 重い女
年が明けた1月、私は県内で最大の繁華街にいた。
日記を書くようになり県内に友達もでき、一緒に飲みに行こうという事になったのだ。サイトの中ではこういう集まりの事を『オフ会』と言っている。一度に複数の相手と会うのは初めてだ。私はドキドキしながら待ち合わせの場所へと向かった。
集まったのは、男性3人、女性3人で、全員が日記で交流のある人ばかりだった。年齢も30代後半から40代後半と比較的近い。私たちは直ぐに打ち解ける事が出来た。
そのメンバーの中に、キャサリンはいた。
彼女は40代後半、私より年上だ。子供はすでに大学生の専業主婦。夫にも構ってもらえず、寂しさを癒すためにサイトに登録していた。体型は太めだが、美咲の様なグラマーとは違い、どちらかというと『デブ』といった感じだった。
この後、キャサリンとも関係を持つ事になるのだが、彼女との出会いは、その後の私にとって大きな意義を持つ事になる。
勿論、この時の私がそんな事を知る由もない。
日記を書くようになり県内に友達もでき、一緒に飲みに行こうという事になったのだ。サイトの中ではこういう集まりの事を『オフ会』と言っている。一度に複数の相手と会うのは初めてだ。私はドキドキしながら待ち合わせの場所へと向かった。
集まったのは、男性3人、女性3人で、全員が日記で交流のある人ばかりだった。年齢も30代後半から40代後半と比較的近い。私たちは直ぐに打ち解ける事が出来た。
そのメンバーの中に、キャサリンはいた。
彼女は40代後半、私より年上だ。子供はすでに大学生の専業主婦。夫にも構ってもらえず、寂しさを癒すためにサイトに登録していた。体型は太めだが、美咲の様なグラマーとは違い、どちらかというと『デブ』といった感じだった。
この後、キャサリンとも関係を持つ事になるのだが、彼女との出会いは、その後の私にとって大きな意義を持つ事になる。
勿論、この時の私がそんな事を知る由もない。