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混沌の館
第12章 重い女
 ベッドの上で、中年の男女が下半身だけ晒して、今まさに交尾しようとしていた。


 私の分身の先端に蜜でトロトロになったキャサリンのいやらしい秘唇が絡みつく。


 この日は、こんな展開になるとは思ってなく避妊具は用意していなかった。だが、今さら止める訳にはいかない。既にお互いの性器は摩擦を欲しがっている。私はそのまま腰を沈めた。



(あ・・熱い・・・)



 キャサリンの中は、蜜のマグマで赫灼としていた。腰を振りながら、私はセーターと下着を脱ぎ、やはり無造作に投げ捨てた。キャサリンも自らブラウスのボタンを解く。

 まだ袖が通った状態のキャサリンに身体を重ね、私はブラのホックを外した。キャサリンは肩をずらし、邪魔になっていたブラウスとブラの排除を手伝ってくれた。


 キャサリンの大きな胸があらわになる。締め付けを失いスライムみたいに広がったそこには、おはぎの様な乳首がバランスよく浮かんでいた。


 私は、そのスライムをわしづかみにし、一旦止めていた腰の動きを再開した。私の動きが激しさを増し、シングルベッドがギシギシと音を上げた。狭い部屋には、キャサリンの甲高い喘ぎ声がピンボールのようにこだました。



 久しぶりに味わう女体だ。私は、急速に射精感が昂まってくるのを感じた。





「キャサリンさん、そろそろイクよ」





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