この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
混沌の館
第16章 遠距離恋愛
「わたし、自信がないの」
「何が?」
「わたし・・・身体に自信がないの」
「え、どういうこと?」
「わたし、全然魅力的な身体をしてないし、その・・・胸も小さいから・・・」
私には、千夏の言っていることが良く分からなかった。太った女が身体に自信がないと言うのはよく聞くが、千夏はスレンダーで恥じるような身体はしていない。確かに、胸は大きいとは言えないだろうが、ブヨブヨに太っているよりはずっと魅力的だ。
女性は悩みが尽きないとはよく言ったものだと、思い知らされた。
「そんなこと、心配しなくて良いよ。一番大切なのは、お互いを愛しているかなんだから」
「うん、でも・・・狸さん、キャサリンさんみたいなグラマーな人と付き合っていたから、比べられるのかな?て」
「比べたりする訳ないよ。僕は、ちなちゃんと愛し合いたい。ちなちゃんを抱きたいんだ」
「本当に、わたしで良いの?」
(後もうひと押しだ)私の言葉は熱を帯びだした。
「違うよ、ちなちゃんじゃなきゃダメなんだ。ちなちゃんがいいんだよ」
「うん・・・うん・・・ありがとう。嬉しい・・・狸さんにお任せします」
こうやって、千夏は私との関係を一歩進める事に合意してくれた。
あと数日後には千夏と結ばれる。私は、ますます次のデートが楽しみになった。
「何が?」
「わたし・・・身体に自信がないの」
「え、どういうこと?」
「わたし、全然魅力的な身体をしてないし、その・・・胸も小さいから・・・」
私には、千夏の言っていることが良く分からなかった。太った女が身体に自信がないと言うのはよく聞くが、千夏はスレンダーで恥じるような身体はしていない。確かに、胸は大きいとは言えないだろうが、ブヨブヨに太っているよりはずっと魅力的だ。
女性は悩みが尽きないとはよく言ったものだと、思い知らされた。
「そんなこと、心配しなくて良いよ。一番大切なのは、お互いを愛しているかなんだから」
「うん、でも・・・狸さん、キャサリンさんみたいなグラマーな人と付き合っていたから、比べられるのかな?て」
「比べたりする訳ないよ。僕は、ちなちゃんと愛し合いたい。ちなちゃんを抱きたいんだ」
「本当に、わたしで良いの?」
(後もうひと押しだ)私の言葉は熱を帯びだした。
「違うよ、ちなちゃんじゃなきゃダメなんだ。ちなちゃんがいいんだよ」
「うん・・・うん・・・ありがとう。嬉しい・・・狸さんにお任せします」
こうやって、千夏は私との関係を一歩進める事に合意してくれた。
あと数日後には千夏と結ばれる。私は、ますます次のデートが楽しみになった。