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混沌の館
第4章 援デリの醜悪な女
待ち合わせ時刻の少し前、私は早めに指定されたコンビニに向かい、端の目立たない場所に車を止めて警戒した。
やはり美人局が一番危ない。いざとなったら逃げられるように用意し、そこから注意深く周囲を見守った。
ところが、約束の時間を過ぎても亜美は来ない。それまで30分程待っただろう。その間、自転車で来店する客など一人もいなかった。
まさかの冷やかしなのか?
私は、亜美にメールを送ってみた。
今、そちらに向かってます。
直ぐに返信があったので、私は今か今かと歩道の左右を交互に見張りながら亜美の到着を待った。
だが、一向に自転車に乗った女の子なんてやって来る気配もない。
その間に入ってきたのは、白のボロい軽自動車だけだった。
やっぱりからかわれたのか?
やはり美人局が一番危ない。いざとなったら逃げられるように用意し、そこから注意深く周囲を見守った。
ところが、約束の時間を過ぎても亜美は来ない。それまで30分程待っただろう。その間、自転車で来店する客など一人もいなかった。
まさかの冷やかしなのか?
私は、亜美にメールを送ってみた。
今、そちらに向かってます。
直ぐに返信があったので、私は今か今かと歩道の左右を交互に見張りながら亜美の到着を待った。
だが、一向に自転車に乗った女の子なんてやって来る気配もない。
その間に入ってきたのは、白のボロい軽自動車だけだった。
やっぱりからかわれたのか?